〒231-0027 横浜市中区扇町1-1-25 キンガビル110
恒例の政策提言セミナー 令和8年度も、無事終了することが出来ました。
例会開催と同様、一切告知も行わず、開催告知はメルマガのみ。限られた方々へ直接開催のお知らせをさせていただき、ご参加のご意志を確認するカタチとさせていただきました。「シークレットセミナーなんてもったいないよなぁ」と、身に余るお言葉もいただきましたが、私の体力を考えると、今の形が妥当という判断で、このような開催と致しました。
来年も、同じ形での開催になるかと思います。出来る限り早めにメルマガ上でご案内致しますので、ご興味のある方は、ぜひお早めのお申し込みをお願い致します。
セミナー後の食事会も、私の限界を越える牛肉のオンパレードでしたが、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
講座の最後でお伝えしている「本年の政策提言」
今回は 5つ のキーワードをお伝え致しました。
<その1:今一度、週泊の価格設定を見直そう
⇒上昇傾向にある今の支出傾向に上手く合わせること
⇒これは決して安易な値上がりではない 中身と合わせての成長である
⇒旅館業は相対比較 その比較相手は決めておく定点観測をする
<その2:人材を人財へ 言葉遊びではなく、会社として取り組む命題である>
⇒当たり前の教育制度を全面的に見直す 教育はトレーニングではない
⇒無責任なシスター制度が上司ガチャという悪い言葉を生み出した社内格差を気に留める
<その3:外国籍スタッフの育成だからこそ、正しき育成を図ること>
⇒相手に対する敬意を待つ それが絶対的約束である
⇒OJTという言葉に逃げない 実務的業務メインだから大丈夫ではない
⇒教えるべき 間 と 句読点 OJTで教えられますか?
<その4:料理の価値 その全ては期待感にあることを再認識する>
⇒献立組から考える習慣が、結果的にどの宿も同じ
⇒料理を考える座標軸は二次元 その後に、三次元の座標軸が出てくる
<その5:新しく市場を支える客層を取り込む覚悟 その術を決めること>
⇒今世紀に入ってからの景気循環を考えれば次の客層を作ることは意識
⇒会社の寿命(ブランド価値)は30年 次の30年を見越して経営する
外国籍スタッフの話が出てくるところが、今の時代らしいです。が、一部を除いては、決して無視出来ることではありません。伺っている宿で、外国籍スタッフの教育研修を担当する度に痛感します。会社の将来を一緒に作る仲間ですから、楽しく仕事をしたいものです。
料理の話は、メルマガに書いたことを、より詳しく具体的にお伝えしました。何も考えず、先付~前菜~と続く献立が、本当に正しいのか?それを提供したい・食べたいのか?何よりも、(正統的)会席料理を出せる程の 覚悟・見識・知見 を作り手。何よりも宿の主が持っているのか?を確認し、自信がなければ、好きにしたらいい。何ら問題ないということです。
他にもあれやこれやとお伝えしましたが、それは毎回の例会の中で、補足説明をしていく予定です。
経営コンサルタント業として30年以上。旅館業の皆様と歩み始めて25年以上が経ちました。バブル崩壊から今までの、追い風&逆風を知り尽くしていますからあらゆる経営環境でも正しき判断ができます。経営者の皆様に、正しき経営判断をお伝え出来ます。
コロナ禍も終わり、観光には強い追い風が吹いているようです。が、その追い風の強さも、宿それぞれ。ですが、上手く追い風に乗って成長へと結びつけたいと考えるのは、皆様同じでしょう。
だからこそ、“歴史に学ぶ”ことが必要だと思います。そして未来を見据えることが必要だと思います。『経営とは未来を管理することである』という言葉を忘れてはなりません。
重ねてきた経験をベースに、正しく未来を管理するためのお手伝いをさせていただきます。
セミナーでも何度もお伝えしてきました。【強みの上に強みを築く】と。
長所と考えると、なんだろう…と悩まれる宿が多いですが、それは決して難しいものではありません。それは、”宿の強み”でも”皆様の得手”でも”皆様の力となっている支え”でもいいのです。「接客サービスを担当する社員の頑張りに支えられている…」なら、そのような現場社員の方々の力を売ることを考えたらいい。”調理スタッフのレベルは高い”なら、その高いレベルの能力を商品化することを考えたらいいのです。
それが独自か否かは、今考えることではありません。「皆様の宿ならでは」であればいいのです。【皆様が自信を持って売る】ことが出来ればいいのだと思います。他の会社(宿)にはない強みと考えたら、前に進むことは出来ません。第一、そのような特殊な強みは、殆どないと思います。
前にもご紹介した荻生徂徠の教え「人はそれぞれの木目に従って用い伸ばせ。柾目は柾目なりに。曲くれた南天は床柱に」の言を、宿の経営に落とし込むことが必要だと思っています。皆様の宿を再発見する。再確認する。それを皆様に代わって行うのが私たちの仕事だと思っています。
旅館業に限らず、事業の基本とは【他社との位相差を作り上げること】です。
それを考えれば、安直に、例え他の旅館で当たった企画だからと言った理由だけで、同じノウハウを水平展開にする=お伝えする ようなことは致しません。
ノウハウの水平展開は、コンサルタントにとっては一番楽なご支援のスタイルですが、受け手である皆さまにとって、それは二番煎じ三番煎じでしかありません。私たちは、それが一番嫌いですし、皆さまも同じだと思います。モデル商法とは、他社の真似ではありません。それは師から厳しく教えられてきましたから、正しく理解し実践して参りました。
例えば、旅館料理(献立)が、どの宿も同じような料理を提供している実状を見れば、それをご理解いただけると思います。例え日本料理というカテゴリーであっても、【「我が宿の料理とは」とストーリーを語れる料理(献立)であるべき】だと考えています。
だからこそ、皆さまの強みを見つけ出し、それを磨き上げ商品化し、それを売る方法論を考えます。それが必ず、皆さまの宿の個性へと昇華すると確信していますし、それを実体験として積み重ねてきています。
稼働率を誇る時代は、確かにありました。多くのお客様で、いつでも宿が賑わっている姿は、理想的な経営であることは間違いありません。しかし、宿を満館にするために、かなり無理を重ねてきた側面もあるかと思いますし、そんな事例を数多く見てきました。その無理とは、タリフとは異なる価格で宿を売るという姿です。
その営業方針で、大きく成長出来た宿が、どれだけあったでしょう?
正しく利益を残せた宿が、どれだけあったでしょう?
私たちは、数多くの経験を重ねる中で、宿が成長する手法は【高単価低稼働】が最も効率的な経営であると確信しています。それは、よく耳にする生産性の向上というテーマにも最短距離で歩むことが出来ます。
このことは宿泊料金を、室料と料理代金と分けて考えてみれば、当たり前のように気付くことなのです。
だから、安易に料金を下げることをご提案しません。基本スタンスはその真逆です。常に「どうやったら価格を上げることが出来るか?」を考えています。何よりそれが、皆さまのみならず、社員の方々も幸せにするから・旅館業に携わっている誇りを持てるから、です。
30年以上100軒以上の対応実績
私たちの強みは、机上の空論・理想論にならないコンサルティングをすることです。
今まで多くの銘旅館の経営者様とご縁をいただき、教えを得たこと一緒に歩む機会をいただけたことが、宝物です。その経験の深さは、決して劣ることはありません。本当に感謝です。
その積み重ねには、誇りを持っています。
どうぞお気軽に、ご相談下さい。